会長あいさつ
このたび、私たちは地域木造住宅産業の活性化を目指し、工務店や大工職人を中心とした新たな一般社団法人を設立するに至りました。
早くも二年の月日が過ぎようとしている東日本大震災ですが、住宅復興事業も今後本格化することが予想される中で、地域工務店を主体とし、全国の同志がともに力をあわせることが住宅復興には不可欠であり、しっかりとした連携体制がいつにまして重要な時代を迎えます。
また厳しい経済環境が続いておりますが、私たち地域に携わる中小零細工務店が、大手ビルダーやハウスメーカーと互角以上の競争力を身につけ、持続的経営を可能とし、ひいては地域社会に貢献していくためにも、多くの同志、賛同者を募り、本音で語り合うことが可能なネットワークを創りだそうではありませんか。
どうかみなさま方のご理解とご参加をお願いするとともに、これからの私たちに暖かいご支援を賜れればと心から願う次第であります。
末筆ながらみなさまのご健勝をお祈り申し上げます。
一般社団法人 日本木造優良住宅協会会長（代表理事） 小野寺 毅